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京都市の水回りリフォーム(キッチン・トイレ・洗面)のご依頼なら

2019.05.28

~家族構成の変化に伴う増改築も可能!リフォームの一種「増築」と「改築」
を合わせた「増改築とは」~

お子様が成長して、子ども部屋が必要になった時。 息子さん夫婦と、二世帯で暮らすことになった時。

このような時には、ご自宅の増改築をご検討してみてはいかがでしょうか?

増改築とは「増築」と「改築」を合わせた言葉で、二世帯住宅にしたい、二階建ての家を三階建てにしたい、庭の空きスペースを利用して子供部屋を作りたい、などライフスタイルに合わせて、新しい家のカタ チを実現することができます。

「増築」も「改築」も今ある住宅をより住みやすくするためのリノベーションの一種で、それぞれ次のよ うな定義があります。

増築とは

今ある住宅を壊すことなく、平屋を 2 階建てにしたり、敷地内に新たな建物をつくったりして、同じ敷 地内で建物の“床面積を増やす”ことを「増築」といいます。反対に床面積が減少する場合は「減築」と いいます。 ただし、土地には建物が建てられる条件がありますので、むやみやたらに増やすことはできません。土地の建ぺい率や容積率のほか、道路の接道条件や、隣家の状況、道路からの高さの制限にも注意が必要で す。

改築とは

住宅の構造部分の一部あるいは、すべてをいったん壊して新しいものにすることを改築といいます。増築とは違って、リフォームを行っても床面積は変わりません。例えば、間取りの変更、水回りの位置変え など、内装にかかわるリフォームが一般的です。 「改装」や「改修」と勘違いされる方もいますが、改装は外壁の塗り替えや壁紙の張替えなど表面を「直 す」ことで、改修は老朽化した建物を「修理」することをいいます。

増改築のメリット・デメリット

増築と改築の違いが分かったところで、増改築のメリットとデメリットを見ていきましょう。

<メリット> ・お悩みを安価に解決することができる 入居時は満足していた家も、家族が増えたり、お子様の独立等で使わない部屋が出てきたり、二世帯で暮
らすことになったりと、長年暮らしているとたくさんのお悩みや変化が生じます。増改築なら、気になる部分や工事が必要な部分だけをピンポイントで工事することができ、必要最小限の出費に抑えることが できます。

・生活しながら工事を行うことができる 住宅の工事を行うにあたり、気になるのは工事中の生活です。工事をしている間だけマンションを賃貸
しては費用がかさみますし、実家に帰ると通勤やお子様の通学面で支障が出ることもあります。基本的に増改築なら、工事を行う部分以外はいつも通り使用することができる場合が多く、工事中の生活を気にする必要がありません。仮住まいが必要になったとしても、工事期間は建て替えよりも増改築の方が 短いですので家賃などは抑えられます。

<デメリット> ・既存部分と増改築部分で耐久性などが異なる 増改築を行う場合、既存部分は最初に建設した当時のままですが、増改築部分は最新の工事を行います。 そのため、どうしても壁紙の色が違ったり、耐久性に差が出てしまいます。

・建物の状態によっては追加工事が発生 一般的に、建物の耐震バランスが不統一だと、倒壊のリスクが高まると言われています。既存部分と増改築部分を比較して、あまりにも耐震強度などに差がある場合は、修繕や補強が必要となります。増改築の 工事を行う前に、しっかりと住宅全体の調査を行うことが失敗しない工事のポイントです。

ライフスタイルに合わせた増改築を

増改築とは増築と改築を一言で表した言葉であり、メリット・デメリットがあります。住宅のリノベーシ ョンを検討する際は、メリット・デメリットをしっかりと考慮することが大切なポイントです。 日本の住宅は、次々と作り変える時代を終え、一つのお住まいを長くストックする時代へと入りました。
時を重ねても、いつでも機能的な暮らしができるように、今あるお住まいの形状を最大限に活かしなが ら、ライフスタイルに合わせた増改築をしてください。